パエリアを簡単に作るには?

パエリアは、パーティー料理としても重宝する一品です。ご飯の上にはエビや貝といったシーフードが載っていますので、見た目にも豪華で、しかも食欲もそそられます。アツアツのパエリアをそのまま器ごとテーブルに置けば、食卓が華やぐことと思います。
もともとパエリアはスペインのバレンシア地方が発祥の地。かのスペインでもお父さん料理として知られています。パエリアの正しい食べ方は、ランチに家族みんなが勢ぞろいしてワイワイしながら食べる大変楽しい雰囲気の料理です。
本来パエリアと言えばパエリア専用鍋の”パエリアパン”を使うものですが、そんなものはなくても大丈夫です。パエリアパンの替わりに、どこの家庭にも必ずありますフライパンやホットプレート、土鍋が便利ですし、アウトドアでは鉄製のスキヤキ鍋でも手軽に作っていただけます。テフロン加工のフライパンやホットプレートで作ったら焦げ付きもなくよくできますし、土鍋では焦げ付いてしまいますが、おこげがおいしいです。

パエリア簡単レシピの4つのポイント

まず一つ目のポイントがパエリアのトレードマークと言えば、あの黄色い色のサフランというスパイスですね。このサフラン、かの地ではグラム当たりでは金より高いといわれるほどの超高級品!なのです。日本では数100円で安いものも出回っていますが、どれもかなり怪しいものが多いですので、同じ黄色の色をつけるスパイスとして「ターメリック」を代用します。このターメリックはカレーの黄色の元になっていて、日本ではウコン粉として知られていますが、サフランに比べるとずっと安いし、体に良いです。
次にパエリアのレシピの最大のポイントは米は絶対洗わないことです! 洗わないことで、魚介類の美味しいエキスを米が吸いこみ易くなります。
3番目のポイントは炒めた材料から水分が出てきて煮汁に色がついてきますが、その煮汁が少し黄色くなるまで待つのことです。
最後のポイントが、落し蓋をして炊いている約20分間は、決して混ぜてはいけないということです。混ぜるとかえって味にむらが出来るのです。

パエリアの簡単レシピ

1. ホットプレートやフライパンにたっぷりのオリーブオイルを引き、刻みニンニクとぶつ切り鳥モモ肉を中火で炒める(鶏肉には塩胡椒で下味をつけておきます)
2.鶏肉に火が通ったらインゲン豆を入れる(本場スペインではインゲン豆や三度豆を入れると米の炊きあがりが柔らかくなるといわれているようです)
3. 次にアサリ、イカの輪切り、エビ(有頭エビ)、貝柱、アサリを入れて炒めます。
4. 色が出てきたら鍋に水を足してターメリックを入れる
5. 沸騰してきたら洗っていない米を入れます。水と米の比率は10:11が目安です。
6. あとは落し蓋をして約20分炊きます。
7. 炊きあがりの目安は、水分がなくなって少し焦げ目が付くかんじで、約20分から30分位。仕上げにレモンの輪切りをまわりに添えると出来あがりです!ホットプレートやフライパンで作る簡単ターメリックパエリアはサフランにも負けないくらい鮮やかに黄色に染まり、炊きあがった米にはエビや貝の旨みがギュット染み込んでいて美味しいですよ♪

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